【長崎巡礼:感想文紹介⑦】Kさん
SYM長崎合宿を終えて
私は、今回の合宿を通して、初めて長崎におけるキリスト教の歴史に関して学ぶ機会を得ました。
そのため、この合宿の中で多くの新たな知識を得ることができました。
中でも特に印象に残ったのはド・ロ神父様に関するお話を聞いたことです。
ド・ロ神父様という名前を聞いたことすら初めてでしたが、彼に関するお話を聞き、彼が人々と共に過ごした地をめぐる中で、彼の生き方に感銘を受けると共に、自分自身の生き方を見直す機会を得ることができました。
普段の生活の中で、人と共に生きるということを忘れがちな自分自身を反省すると共に、これからどのような生き方を選択していくべきかに関して大切な気づきを得ることができたと思います。
また、高校を卒業して以来なかなか出来なかった、教会で祈るという時間を持てたことも、自分にとって非常に意味のあることであったと感じています。
今回の合宿の中では、たくさんの教会を訪れ、ロザリオを唱えたり、ミサにあずかったりする機会が多くありましたが、教会でお祈りをするということ自体が自分にとっては非常に久しぶりなことであり、祈りの時間というのは自分の心を落ち着けることにもつながるのだということを改めて感じました。
今回、この合宿に参加し、このような貴重な体験ができたことに感謝しています。第一に、共に歩いてくれた参加者の皆様、食事や泊まる場所を提供してくださった方々、私たちをサポートしてくださった全ての人に感謝したいと思います。
また、信者ではない私が、普通ならなかなか経験できないような体験をさせていただき、多くのことを学び、考える機会を得られたことは非常に大きなお恵みだと思っています。
これから、また普段の生活が始まりますが、この機会で学ぶことができたことや、新たに得たものの見方を忘れることなく、大切にしていきたいと思います。
ド・ロ神父様のように、自分の得たものを自分だけのものにせず、他者と共に生きていくことに使うことができるよう、成長していきたいです。
五日間ありがとうございました。
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